Esfahan~モハンマドの故郷
フライングカーペット代表のモハンマド・バハラミの故郷、イスファハンについてお話しします😊

イスファハンは、イラン中部にある歴史と美しさにあふれた街です。
かつて人々は、この街を
「イスファハンは世界の半分」
と呼びました。
その言葉の由来は、16〜17世紀、サファヴィー朝の時代にあります。
王はイスファハンを首都とし、壮大なモスクや宮殿、楽園(パラダイス)をイメージした広場、バザールを築きました。その中心にあるのが、現在も街の象徴として残る**「イマーム広場(ナグシェ・ジャハーン広場)」**です。
広場を囲むように、青やターコイズ色のタイルで彩られた美しいモスク、王宮、そして大きな市場が並びます。
夕暮れになると、黄金色の光が建物を照らし、青いドームが空に浮かび上がります。
まるで美しい楽園のような光景です。
そしてイスファハンは、単に美しい建物がある街ではありません。
「職人の街」でもあります。
ペルシャ絨毯をはじめ、金属細工、木工、陶器、細密画、更紗、象嵌細工(ハータムカーリ)など、何百年も受け継がれてきた伝統工芸が、今も人々の手によって生き続けています。
◎イスファハンの更紗⇨木の版に染料をつけて、布に模様を一つずつ押して作るイランの伝統工芸です。
花や植物などの美しい模様が特徴で、特にイスファハンの名産品として知られています。
◎ハータムカーリ(Khatam-kari)⇨イスファハンを代表する木・骨・金属などを使った伝統的な象嵌細工です。
ペルシャ絨毯と並んで、イランの職人技を感じられる工芸の一つです。
(フライングカーッペトでは最高のイスファハン更紗やハータムカーリをご用意しています。)
特にペルシャ絨毯は、イスファハンを語るうえで欠かせません。
一枚の絨毯を完成させるために、何カ月、時には何年もかかります。
そこには、職人の技術だけではなく、家族から受け継いだ伝統や、ペルシャの長い歴史が一目一目に織り込まれています。

イスファハンには、ザーヤンデ川という美しい川も流れています。
その川に架かる歴史的な橋では、昔から人々が集まり、語り合い、夕暮れの景色を楽しんできました。
王が築いた壮麗な建築と、そこで暮らす人々の日常。
その両方が一つの街の中にある。
それがイスファハンの魅力なのだと思います。
そして、このイスファハンに生まれ育ったモハンマドのペルシャ絨毯への想いも、ここにつながるものを感じます。イスファハンの人々にとって、絨毯は単なる「敷物」ではありません。
それは、暮らしの中にある文化であり、家族から受け継ぐ伝統であり、そしてペルシャの歴史そのものでもあります。
イスファハンから遠く離れた日本へ。
ペルシャ絨毯を通して、モハンマドは故郷の文化を届けています。
その美しい模様の一つ一つの中に、ペルシャの街と、そこで暮らしてきた人々の長い物語が織り込まれているのです。
ペルシャ絨毯には、一枚一枚に物語があります。ぜひその物語に触れながら、お気に入りの一枚との出会いを楽しんでください。
スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。